『侍戦隊シンケンジャー』 の殿×ことはにすっ転んだ早瀬美夜がお送りする、ちょっとじれったい系ほのぼのSSブログです。お気に召しましたら幸いです♪

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賜りモノv
いつも大変お世話になっており、サイト開始当初からお邪魔しております 『MIX JUICE』 の七星様より、12000HitのフリーSSをいただきました。
6月中のハナシだってのに掲載が随分遅くなったこと、申し訳ございません~。

この先も楽しいSSを拝見したいです♪
これからもよろしくお願い致します!

では、では、下へ。
新婚さんな赤黄です。
こっそり青桃。侍6人が出てきます。
どぞ!

*―*―*―*―


mountain of lies


『ただいま』
スーツを着た丈瑠が奥座敷に入ってきた。

『あ、お帰りなさい』

そういって、
ことはがふわりと笑う。

この笑顔は、
自分にとって何よりの宝だと思う。
この笑顔さえあれば…何もいらない。

『ことは?』
『はい?』

スッとことはの前にしゃがむと、
ことはを抱き寄せる。

『た、丈瑠!?な…に?』
『今日はしてくれないのか?』
『へ?』
『お帰り、のキス』

いつもは出迎えてもくれるのに、と呟く。

『…っ////あかんっ…』
『どうして?』

『…だって…』
『だって?』

何だか、珍しく…
おどおどしている様子のことはを、
不思議に思ったが。

『まぁ…たまには…良いか』
『へ?』
『俺から、しても…』

丈瑠はそのまま、ことはに口づける。

唇が重なる寸前、
『あかんっ』とかなんとか聞こえた気がしたけど、
気にしてられるか。

俺にとって大事コトだし…。

『…ゃっ…ん…』

軽く口づけるだけにしようと思ったのに、
つい深く口づけてしまう。

…息も絶え絶えになったことはを抱きしめた。

『ただいま…』

と漸く解放してやると…

『…丈瑠のあほっ』

そう言って、きっと俺を睨んだ。

…どうしたって言うんだ、
何かしたか、俺?
…今日のことはは何か変だ…?
ん?今日?

……!!!!!!!


丈瑠は、慌てて、周りを見回した。
いつもの奥座敷は、パーティー用に飾りつけられていて
…壁には、“彦馬さんおめでとう”と書かれたボード、
部屋の真ん中には、色とりどりの料理が置かれた大きなテーブル。

…。

そうして…。

自分たちを見る、8つの目。

目が点になっている流ノ介、
生暖かい目の茉子と千明、
ニヤニヤと笑う源太…

かつて、共に戦った仲間がそこにいた。

『な、なんで、お前たちっ!』

背中を冷たい物が流れる。

『…あ、殿、お久しぶりで…』

なんとかこの雰囲気を変えようとする流ノ介。

それを無視して、千明が言った。

『あー爺さんの誕生日、
 皆でお祝いしようって言ったじゃん?』

『だから、待ってたんでしょう。丈瑠が帰ってくるの』

『…あ』

『まさか…忘れてたなんて言わないよな?…丈瑠くん?』

『…ま、まさかっ』

そんな事あるか、とは言えなかった。
会社を出るまでは覚えていたのに。

車に乗って、もうすぐことはに会える、
そう思ったら何もかも飛んだ…。

『…なぁ?ことはちゃん?』

それまで、
ニヤニヤと丈瑠を見ていた源太が、ことはを見る。

『な、なにっ!?源さん…』

『…いっつもお帰りのチューは、
 ことはちゃんからするんだ?』

『へっ////////』
『…ことはちゃんからするのか?』
『ゃ…えと…』
『…ことはちゃんからするんだ…?』

『おいっ、源太っ』

妙なことを聞くんじゃない…、
こういう状況のことはは何を口走るか…っ!

が、時既に遅し。

『だって!!!丈瑠がせぇっていうんやもんっ』
『っ…!!!!!』

源太は、ニヤと笑い、
一瞬丈瑠に意味ありげな視線を送ると、
すぐにことはに向き直った。

『へぇ…そうか…』

嫌な予感がする・・・。

『おいっ、源太っ!!』

源太を止めようとするも、
何故か空気を読んだ(いや、丈瑠にすれば、空気を読めない)
千明が丈瑠を押さえた。

『な、離せっ、千明!』

『見せつけられたんだ、
 これくらいやってやらなきゃ、甘ったるくてしかたねぇ…』

『お、おいっ…千明っ』

千明とぎゃんぎゃん言い合っている間に
源太がことはにますます迫っていた。

『へー、ことはちゃんからするんだ?
 うん?だったら、行ってきますのチューは?』

『お、おいっ、いうな、ことはっ』

…っていうか、
丈瑠の返事でなんとなく分かるんだけど…と、
千明は丈瑠を押さえながら思う。

『朝は、丈瑠からしてくれるよっ?
 …それが、…世界中で皆がしてる挨拶やって…/////』

違うの?
と源太を見ることは。

『…っ/////』
固まる丈瑠。

『へぇ…当たり前ねぇ…』

ニヤと笑った源太に。
やっぱりな、と呆れる千明。

茉子は、
源太からことはを奪い取り、抱きしめていた。

『ことはっ、良い?無理なことは無理っていうのよ!?
 …っていうか、丈瑠!ことはに何してんのよ!?』

と丈瑠を睨んだ。

『…何って…、夫婦だから問題ないだろっ…』

『ああ、そうやって、
 ことはに適当な事教え込んでるんだ…!』
『な、何が悪いっ…』

『…認めたわねっ、この…新婚ボケの助平っ!』

『…すけ…って!?何を言うんだっ、お前っ!』
『事実でしょー』
ふふんっ…と鼻で笑った茉子。

それを楽しそうに見ている千明と源太。
あまりの衝撃に、固まっている流ノ介
(というか、挨拶は当たり前なのか。…そうか、ならば私も明日から茉子にっ!)。
真っ赤になり茉子にギュとされていることは。

目的を忘れて騒ぐ、侍たち。

その騒ぎに、黒子たちの制止を振り切り、
奥座敷までやってきた彦馬が、
サプライズパーティーに気づいて、
涙を流していたと丈瑠たちが知るのは、もう少し後。

終わり




もー、だだ甘で溺れきってます、殿。
昔の威厳はドコに置いてきた? (大笑)
素直に信じて実行することはちゃんの素直さをいいコトに、やりたいコトやってる丈瑠さん、どーなの、コイツ。
茉子ちゃんにしばき倒されて欲しいものです。(大笑)
さて、彦馬さんのパーティはまともにできたのでしょうか?
七星さんのところの侍たちは、本当に楽しくて大好きですv
楽しいSSをありがとうございました!


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